夢の浮橋

愛していると言ってくれ

UNIONコンを見て結婚を決意した話

もう5月!?

不満の秋も過ぎ去り栄光の冬が訪れ・・・(SHOCK第二幕シェイクスピアの真似)

KinKiファンにとっての栄光の冬はあれれ?どこに行ってしまったのかな?みたいなコンサートが終わってからもう4ヶ月経ったのか・・・。(ペンライトを振らないと東京ドームも京セラドームも凍えるぐらい寒いという斬新な体験をした)

 

月日が経つのは本当に早いものですね。

 

KAT-TUNが充電期間に入ってから2年も経ったんですね、ということで

KAT-TUN LIVE2018 UNIONに行ってきました!!

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(このとんちきなデザインのペンラも三人をハイフンで一つにまとめる、的な意味を知ってからとても愛しいです・・・。間接照明にしてねと言われたのでベッドサイドに照明代わりにしてます。)

 

詳細なレポは出来ない(はなから諦めている)のであくまで私の防備録です。

運良く同行する友達とバラバラでチケットが取れたので3日間の日程全て行けることが出来て「うちらの日頃の行いを神様は見てるね!」なんて言っていましたが本当にたまたまだと思います。

ずっと楽しかった~皆尊い~お金かかってるステージさいこー!

などという頭の緩い感想しか話し合っていない偏差値の低い私達に德も何もない・・・。

 

 

三塁側スタンド、アリーナ前列、天井席、と三日間全て別の場所から見ることが出来たので飽きることもなくとても楽しめました。

アリーナでは中丸くんが割と来てくれるブロックだったので「ゆっち~!ゆっち!!ゆっち!!!!」と叫んでいたら「ここ(ブロック)すごいね!?もう盛り上がってることは分かった!」と言ってくれたのが満足です。

普段気恥ずかしくてゆっちとか呼ばないのにこういう時だけ呼んでしまう・・・。

KATーTUNは三人とも割とうちわとか見てますよね。

上田君は結構ファンサしてくれるイメージです。しゃがみ込んで笑ってくれたりしてるし。そういうのを見るとあージャニーズ!と思います。

キスマイ担に言わせるとそれでも自作うちわ少ないらしいですが、KinKi担から言わせれば自作うちわがあるだけすごいよ・・・華やかだよ・・・。

KinKiのコンサートでも自作うちわあるけど、それってよくある「ピースして♡」とかじゃなくて「お誕生日おめでとう」とかのメッセージだもんね。

まあ遠くは見えません、近くは見ません!って言い切ってる人とお手振りはしてくれるけど視線は違う方向を見てる人に向けて「ピースして♡」は作ったところでなぁとは私も思う。

私が唯一作ったうちわはジャニーズ野球大会での「化け猫きたよ!」という物でしたね。あの時は席が最前列だったことと、光一さんの「俺のファンなんてだーれもこない!」と言ってたのでそんなことないよ!気付いて!ということで睡眠時間削って作りました。※光一さんはファンのことを子猫ちゃん♡と呼んでくれる手越くんに対して自分のファンのことを化け猫と呼んでいた時期があります。

でもうちわ作るのって楽しいよね!私も夏のツアーでは久々に作ろうかなぁと考え中です。でもKAT-TUNに関しては皆好きだから名前とかにしたらうちわ3本になってしまう。どう持つんだという話。

 

前置きが長くなりましたが、そう、結婚しようと思いました。充電期間を終えたKATーTUNを見て。

 私のスペックとして今年30歳になったギリギリ昭和生まれのOLです。

10年近く付き合っている彼氏と7年程同棲しています。そもそもとして結婚を前提にお付き合いしていたのでいずれ結婚というのは念頭にあったのですが、のらりくらりと向こうがというよりは私自身が避けていました。

それは姓が変わるのが嫌だとかそういうことだけではなく、良くも悪くも私は自分が好きだったので、ずっと何者にもなりたくなかったんですよね。

 

『私』という存在以外に役割を持つのが怖かった。

両親の娘という役割は生まれた時からあったのでそれ以外の自分で選んだ役割『妻』であり『夫』というようなものを持つのがとても怖かった。責任から逃げているのでは?と言われることもあったけど何だろうなー責任逃れとはまた違うんだよなーと思っていたのですが、今回復活したKATーTUNを見て、「ああ私は怖かったんだ」と実感しました。今の自分に満足しているので(多かれ少なかれのこうなりたいとかは勿論あるけど)この先に進んだ時にこんなはずじゃなかったと思いたくないという恐怖がそこにありました。

言ってしまえば変わらないんですよね。日常が。

ジャニオタになってからずっと愛してきたKinKiは色々あったにしてもKinKiとしてそこにいてくれたし、同棲を始めても趣味を控えるというようなことはせずに済んで今日ここまできています。

日常が幸せだから何も変えたくない。変えることによって上手くいっている全ての関係がこじれたり不幸になるぐらいなら現状維持でいたい。

 

変化は不幸になる

 

そう信じていたのだと思います。

去年のSMAPの件からジャニーズですら変わらないものはないのだと思い知らされていた毎日でした。

だからちょっとした変化ですら恐怖でしかなかった。

光一さんが外部の舞台に出るよという情報ですら「嬉しいけど外部は嫌だな・・・」と思ったり、剛くんがソロコンやるよと言われれば「耳大丈夫なん・・・?ソロで出来るってことは年末のコンサートは例年通りのものを見せてくれるん・・・?」と勝手に不安になっては落ち込んだりしていました。

KATーTUNのこともデビュー前から知っているからこそ、メンバーが減ったことをファンでもない人達からネタにされる度に「6人のままだったら今頃嵐並に国民的なアイドルだったんだからな・・・!」と思ってしまったりしていました。

 

メンバーが減ったことを私はKATーTUNにとってマイナス要素だと思っていたのです。

 

勿論どんな時だってその時のメンバーが一番なのですが、どうしてもそう感じてしまっていました。現に充電期間をもうけたいと言った時でも、メンバーが誰も辞めなければこんなことにはならなかったのに・・・と呆然としたことを覚えています。

 

でも、今回のUNIONを見てKATーTUNが、『今の』KATーTUNが一番好きだと思えました。オープニング辺りで3人がそれぞれの手を重ねるシーンがあったのですが、その手が微かに震えていたのを見たその時に「ああそうか、彼らだって怖いんだ」と何か殴られたような衝撃を受けました。

去年の夏のKinKiパーティで光一さんの言っていた「あー!良かった!お客さんいた!」という言葉。KATーTUNの震える手。それが全部相まってその瞬間「あ、結婚しよう」と本当に自分でも驚く程すっと思えたのです。

キラキラした彼らが好きで、その裏にある努力はほんの少しだけ見せてもらえればそれだけでいいと思っていました。彼らも人間だから嫌なこともあるだろうし自分の思い通りになることだけじゃない。そんなことは分かっていたつもりでも、彼らのステージに立つということの意味を私はもっと甘くとらえていたのかもしれません。

いつだってステージに立つということは変化していくということなんだ。

そして変化する上で悪いことも起きるかもしれない。今日は上手くいっても明日は分からない。だけど、何度だっていつだって最高の瞬間に出来る可能性はあるんだとこのコンサートを見て気付かされました。

だって現にKATーTUNは最高の瞬間を見せてくれたから。

変化することもそう悪くはないよということを教えてくれたから。

 

というわけで彼氏に結婚しようと言ってきました。

急にどうしたと驚いていましたが、話をしたらゲラゲラ笑いながら「仕方ないKinKiとKATーTUNの為にも結婚しようじゃないか」と言ってくれました。

 

ジャニーズが好きじゃない人生がもう想像出来ないほどジャニオタが染みついてしまった現世だけど、改めて思います。

ジャニーズが好きで良かった。

こんなにも自分の人生を彩ってくれるものがあって良かった。

彼らがいなかったらきっと結婚という事柄でもこんなに深く考えることはなかったと思います。

今まではただ享受するだけだったけど、これからは一緒に最高の瞬間を作っていきたいな。