好き好き大好き超愛してる
タイトルは自担への恋心が爆発したので、懐かしの本から。
ナイツテイルぶりの自担現場に行ってきました!
そうです、Endless SHOCK 2019です。いつも通り好き勝手書いているのでこれからご観劇の方は自己判断でお願いします。
今年も良きだけどたまに何でその写真チョイスなんだ?と思う入り口玄関前。
私に選ばせてくれたらもっといい表情載せるんだけどな!と言ったら友人から「出たモンペ」と冷めた目で見られました。悲しい。
自担においては基本的に一切ネタバレを見ない読まない状態で行くので今年から演出が結構変わっているということは、光ちゃん自身のインタビューで知ってはいたのですが実際観たら本当に・・・大分変わって・・・。
いい部分悪い部分も当然あるのでまずはいい部分から。
①二幕シェイクスピアの芝居部分にリカやカンパニーの仲間達の台詞が増えたことによってライバル役の後悔や自責の念に囚われていることがより分かるようになっていた。
→私はこの部分ずっとライバルの脳内妄想だと思っています。コウイチを(故意ではなくても)殺してしまった自分の許されたい、許されない、罰せられたいという気持ちが具現化してのあのシーンだと。
象徴的なのが「絶望して死ね」という台詞。あれはきっとライバルがコウイチから言われたがっているんだとずっと思っています。コウイチから恨まれていると思い込みつつ本当のコウイチはきっとそんなことを言わないのをライバルは分かっているはずで。
だから「絶望して死ね」と夢だとしても言われることで自分を罰しているんだなあと。
そこでリカやカンパニーの「戻っておいで」「また一緒にステージに立とう」という言葉の続きで「戻ってこれるものならな!」ということを言わせることで彼の『今、自分がどういう風に仲間から思われているかを思い込んでいる』部分を際立たせることが出来たんじゃないかなと思います。
一度初見の友人がライバルに関して「意地張ってないで早く戻ればいいのにね」と言ったことがずっと引っかかっていて、『意地』という感情だけではないんだよなぁと悔しく思ったのでここはより分かりやすくなっていて良かったです。
②コウイチのバラードが一曲増えた。
→激しく踊るものでもなく、未来を歌うようなバラードでもなく、苦悩するようなバラードなので完全無欠のように思えるコウイチも一人悩んでいることが伝わりやすくなったと思います。劇中の設定がそうなので仕方が無いのですが、コウイチは皆を引っ張っていく完全無欠なリーダーという役割を背負っているのですよね。そこに悩みや苦悩はあまり見られないというか見せないというか。それを見せられるのはオーナーにだけですが、オーナーにも心配かけまいと中々本心を明かしていないように思えます。
オーナーの劇場がコウイチ達カンパニーの売上げによって成り立っていることも分かっているでしょうし。
最たる人はリカだと思いますが、あの「コウイチについていく。それしか分からない」という台詞はコウイチへの呪詛だよなと毎年思って観ています。
まあそんなリカが最後コウイチの手を離れて「前へ進んでいかなきゃいけない」という気付きを得ることがこのストーリーの肝なんだとも思いますが、リカのように「コウイチについていけば間違いない」という期待と安心感を背負い続けることはめちゃくちゃキツいですよね。コウイチ自身もそれが負担に思う日はきっとあるでしょう。
本来だったらその荷物を半分背負ってくれるはずのライバルは自分への敵対心をあからさまにするようになってしまった状況もコウイチはコウイチで追い詰められていたように思います。
だからそういうコウイチの人間性(弱い部分)を一曲増やすことによって観客にも伝えるようになったことは単純に良かったと思います。あと個人的にネクタイを外したりシャツボタンを外したりする仕草が性癖なのでコウイチにあの振りやらせた人にお金あげたいです。ありがとうありがとう。コウイチが自分からやるようにしてるならやっぱり一生ついていきたい。光ちゃん愛してる。
悪い点というか不満点
①フライングが減った。
→これ!これに尽きる!尺が減ったとはインタビューで知っていたけど、まさかフライング減らしちゃうとは思わなかったよ!!
全てに意味はあるんでしょうけどびゅんびゅん飛ぶコウイチを観て「あーSHOCKだ~」と思っていたので寂しいです。
②ジャングル丸々カット
→結構好きだったんだけどなSOLITARY前(でしたよね?)のジャングルシーン・・・。
あそこで綺麗に割れた腹筋を友人達に自慢することがある種のイベントだったのに・・・。はあ・・・タンクトップじゃないんだよな!
悪い点というよりただ単に好きなシーンが減らされちゃったことにぶーぶー言ってるだけなんですけど正直もっと裸が見たい。
そして最大な演出変えは通路演出がなくなったことかなーと思います。
毎年毎年通路に入ってコウイチの無駄な肉の一切ない横顔を見つめることがある意味SHOCKの自分にとっての命題だったので、それが無くなったことはまだ受け止めきれません。でもまあ転売されやすいし色々考えた結果なんでしょうね。
実際私ももうそのシーンが近くなったら後ろ向いちゃってステージ観てなかったし。
ステージ奥から登場になったことで正直姫のピンチに現れる武士感はちょっと減ったと思っています。あれは思わぬところ(客席通路)から現れるから「助けに来てくれた!」感があるんだよなあ。あんな堂々と出てこられると「いやお前今まで何してたん」となってしまって。※友人はえっ普通にピンチに登場してくれたヒーローじゃん!と言っていました。私が文句が多いだけ!
総じて言えば大分コンパクトになりました。日替わりアドリブも大分減りましたし、18時公演で21時15分の電車には乗れます。今まで22時近くの電車だったことを考えれば大分変わりましたね。今回の変更点がいいか悪いかは来年以降に反映されるんでしょうから私はそれをまた楽しみに待ちたいなーと思います。
毎年毎年素晴らしい姿を見せてくれる光ちゃんにリアコが止まりません。
あー光ちゃん結婚して!!