20年以上好きだった人から降りる決心をした
お久しぶりです。
前回のブログで「keep the faith」を「face」で書くというびっくりする程の頭の悪さを露呈してしまったわけですが、お元気ですか?
私は色々ありました!新婚旅行に行ったりついでに現地で結婚式挙げてみたり名探偵ピカチュウを見て泣いたりしてました。ミュウツー可愛いよミュウツー。
で、タイトルの通りなんですけど堂本光一さんから降りることを決心しました。
私追っかけとかもしてなかったしいわゆるガッツでは全然ないのですがやっぱりここまで長いことずっと好きだと周囲は堂本光一=私という連想になるらしく、割とびっくりされています。すごい仲の良いジャニオタ達は「ついに決心したんだね」と喜んでくれましたが。
まぁ本音を言うとここ数年ずっと苦しかったんですよね。これKinKiファンの割合で結構多いんじゃない?と思ってるけど本当に皆この状態でいいんですかね?皆ドMなの?
と口の悪いことをいいますが、形としてでもグループが残ってることが幸せなことはよく分かる(つもり)のでそれをどうこういうことはあんまりしたくないです。
考えてみれば本当に23年間頑張ってきたと思います。
勿論その中ではめちゃくちゃ全通に近いことをしていた時期もあれば茶の間でぽけーっとしている時期もあったので全てが全て彼に夢中だったわけではないですが、ずっとずっと彼の存在が私と共にあったことは確かです。
後にも先にもこんなに愛したと言える存在は現れないでしょう。
根がジャニオタだからきっとある程度したらまた誰かのことを可愛いー!かっこいいー!好きー!と言ってるにしても、もうあんなに悩んで悩んで彼のことを思って泣くなんて存在は現れない。それだけ愛していました。ずっと彼に、『堂本光一』に恋をしてきたと思います。どうやったら近付けるのかを考えた小中学生時代も、好きすぎて逆に見たくないという相反した気持ちを持った高校時代も、穏やかに愛せた大学時代も、その全てが今となっては懐かしい気持ちです。
でも私は誰かを演じる堂本光一ではなくてアイドルである堂本光一を愛していました。
その気持ちはずっと変わりません。きっとどんな形であってもただ堂本光一として歌って踊ってくれていればいつまでも応援し続けていたと思います。それが3年に1度でも。
SHOCKも実を言えば年々苦手になってしまっていました。素晴らしいものを見せてくれるけど、私が求めているのは『コウイチ』ではなく『堂本光一』だったので。
好きになった相手はあくまでアイドル堂本光一でした。そう、私の中ではまだ彼はアイドルなのです。
もちろんもうアイドルではないと思うファンもいるだろうし、本人もそう思ってる節があるけどやっぱりジャニーズにいる以上アイドルとして存在してほしい。そう言われることが嫌ならばもう事務所を辞めて欲しい。この数年はずっとそんな批判的な気持ちばかりが頭の中をぐるぐる回っていました。
決定的だったのはナイツテイルだと思います。
外部の仕事は私にとって結果的に良いものではなかったな。にこにこしてる光ちゃんはとても楽しそうで幸せそうだったけど、私はそんなに幸せじゃなかった。この辺りで私の求める彼と現実の彼の違いがまざまざと浮き彫りになりました。光ちゃんが楽しそうに舞台について語る度に私はミュージカルの未来なんてどうでもいいんだよ!コンサートをやってくれ!と思っていました。
よく解釈違いなんて言葉を使いますが、自担と解釈違いが起きるなんて悲しいことある?
でも、全部分かってるんです。
解釈違いも何も、結局自担のやっている、やりたいことを受け入れられないならこっちが離れるしかないってことを。
だって私はただのファンだから。
彼に直接自分の意見を言うことも叶わないただのファンだから。
勝手に好きになって勝手についていけなくなって勝手に離れるだけの話。
それなのに何でこんなに悲しいし虚しい気持ちになるんだろう。自分で決めたことなのにその結果を受け止めきれずにぐだぐだ言ってしまうのは本当に執着だけで生きてきたファンの成れの果てですね。
今は芳雄と雑誌に載っているだけで過呼吸を起こしかけるから直視出来ないけど、いつかまたただ単純に応援したいなと思える日が来ますように。
さようなら。貴方は私の人生で唯一無二の人でした。